引っかけ(ラック)めっきは、静止めっき法ともいわれ、引っかけ(ラック)に品物を吊り下げ、
めっき液中に浸漬して、通電させめっきを行います。

参照:http://www.monozukuri.org/mono/db-dmrc/electroplating/primer/type/pri_rackplating.html

一方、バレルめっきは、多量の品物をバレル(樽)の中に入れ、回転させながらめっきを行います。
ガラめっきともいわれます。
多量生産に適していますが、変形やキズがつきやすく、また、薄い品物どうしではくっつき無めっきになるおそれがあります。


当社のバレルめっきは揺動式。

つまり、「揺れて動く」方式でのめっきとなっています。

これは、バネ、ビス、ネジへのメッキ、複雑な形状で絡みやすい部品へのめっき加工を得意としています。


通常、バネなどの複雑な形状の部品は、治具にひっかけてメッキを行うのですが、

揺動バレルめっきであれば、回転式と異なり部品が絡みにくいので、治具を使わずにメッキすることも可能です。

ラックめっきを行っている場合、

当社バレルめっきに変えることで、品物を治具にセットする必要がないため、
治具を製作するコストや治具にひっかけるための人件費が不要となり、
コストダウンとなる可能性があります。

バネ、ビス、ネジへのメッキ、複雑な形状で絡みやすい部品へのめっき加工については、
当社までお問い合わせ下さい。

bane